X API の無料枠は終了:2026 年に $0 でポストを読む方法
X(Twitter)API に 2026 年の無料枠はありません。Weir の毎月 5,000 クレジット、TwitterAPI.io の $1 試用、X の最大 $70 の特典とバウチャーを比べます。
Tarun Khatri
公開 · 更新 · 約 7 分で読めます · Read in English · 阅读中文版
X(旧 Twitter)の API に 2026 年の無料枠はありませんが、公開データを無料で読む方法は残っています。
AI エージェントで情報収集をする人や、X のデータを少し使いたい開発者向けの記事です。
$0 で使える選択肢と、無料クレジットで読めるポスト(ツイート)の数を確かめました。私たちはその 1 つ、Weir を運営しているので、他社が勝る点もはっきり書きます。
残りの無料クレジットは、スクリプトやエージェントのサンドボックスから確認できます。この呼び出しは無料です。
import json, os, urllib.request
req = urllib.request.Request("https://api.weirapp.io/v1/usage",
headers={"Authorization": "Bearer " + os.environ["WEIR_API_KEY"]})
with urllib.request.urlopen(req, timeout=30) as r:
usage = json.load(r)["data"]
grant = usage["freeGrant"] # 最も古いワークスペース以外では null
print("使えるクレジット:", usage["available"])
if grant:
print("無料枠の残り", grant["remaining"], "/", grant["granted"], "リセット", grant["resetsAt"])
2 か月目以降も補充されるのは、Weir の行だけです。
X API は無料で使える?
公式の X API は、無料では使えません。
旧 Twitter API の無料枠はなくなり、X の料金ページには従量課金の単価しかありません。2026 年 10 月時点で、ポスト 1 件の読み取りは $0.005(米ドル)です。
2 月に従量課金を始めたとき、X は Free の利用者も移しました。Weir で読んだ X の告知(2 クレジット)によると、無料が続くのは「for-good Public Utility apps」、つまり公益目的のアプリだけです。
同じ告知には、最近使っていた旧 Free の利用者への、1 回限りの $10 バウチャーもありました。
X の無料クレジットのページによると、いま始める人が受け取れるのは次の 2 つで、合わせて最大 $70 です。
- 初めてクレジットを買うと $20。10 月 2 日の告知ではカード登録が条件でしたが、13 日からは購入が必要です。
- 初回の自動チャージと同額が、最大 $50 まで付きます。
どちらも付与から 3 か月で失効し、先に払わないと手に入りません。単価の一覧は X API の料金ガイドにあります。
無料で使える Twitter API の選択肢
$0 で何が手に入るかを、2026 年 10 月 25 日に各社のページで確かめました。
| 選択肢 | 無料の範囲 | 期間 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 公式 X API | なし | なし | 読む前に支払いが必要 |
| TwitterAPI.io | 最大 $1 相当 | 31 日、1 回だけ | 1 人 1 回 |
| Weir | 5,000 クレジット | 毎月 | 読み取り専用 |
| twscrape、twikit | コード | 動く限り | 自分の X アカウントが必要 |
| Weir のブラウザツール | 全ツール | ずっと | ライブ検索はできない |
1 か月目は TwitterAPI.io の試用のほうが多く読めます。毎月戻ってくるのは Weir の無料枠です。
TwitterAPI.io のレート制限は、支払う前だと 5 秒に 1 リクエストです。Weir の無料枠は 1 分に 30 リクエストです。
スクレイピング用のライブラリは無料ですが、twscrape の README には「requires authorized X/Twitter accounts」とあります。使うのは、あなた自身の X アカウントです。リスクは twikit と twscrape の代替ガイド(英語)にまとめました。
- 数千ツイートを 1 回だけ取りたい:TwitterAPI.io の試用。
- 毎朝のまとめのような、毎月の小さな作業:Weir の無料枠。
- 投稿したい、X と契約したい:有料の X 公式 API。
- 日時の確認、検索式づくり、自分のアーカイブ:ブラウザツール。
5,000 無料クレジットで何ポスト読める?
X のポストは 1 件 1 クレジットで、成功した呼び出しごとに 1 クレジットが加わります。20 件を返す検索 1 回なら 21 クレジットです。
無料枠は 1 回きりではなく、毎月付きます。
その月の最初の呼び出しで付与され、月末で失効し、繰り越しはありません。私たちの調査用アカウントで、無料の使用量チェックを実行した結果です(抜粋)。
{
"freeGrant": {
"granted": 5000,
"remaining": 0,
"resetsAt": "2026-11-01T00:00:00.000Z"
},
"tier": "free"
}
10 月分はもう使い切っていたので、remaining は 0 です。11 月 1 日の UTC 0 時、日本時間では同じ日の午前 9 時に補充されます。
Weir の検索は 1 回で 2 リクエスト分と数えるので、無料枠では 1 分に約 15 回検索できます。
無料枠には、毎日か毎週動くモニター 1 つと Webhook 1 つも付きます。
無料の 5,000 クレジットで組む月の予算
あなたの 5,000 クレジットに収まり、余裕も残る計画の一例です。
モニターは 1 回動くごとに 1 クレジット、新しいポスト 1 件ごとに 1 クレジットです。1 日 10 件ポストするアカウントなら、1 日約 11 クレジットになります。
初回だけは、プロフィールの分の 2 クレジットもかかります。
この計画を Muse や Claude 用のプロンプトにしたのが、X リサーチアシスタントのガイド(英語)です。
無料クレジットを長持ちさせるには?
どれも、課金の仕組みから来るコツです。
- 最初は狭く:アカウント 1 つ、キーワード 1 つ、直近 24 時間で始め、日時・投稿者・件数を見てから広げます。
- limit は小さく:まず 5 件取り、役に立つとわかってから増やします。
- 条件はクエリに入れる:返ってきたポストは、あとで捨てる分まで課金されます。
sinceIdで続きから読む:最後に見たポストの ID を渡せば、新しいポストの分だけ払います。- 料金を毎回確かめる:REST は
x-credits-chargedヘッダー、MCP はmeta.creditsChargedに消費量が出ます。使用量の確認は無料です。
10 月 25 日、tenki.jp の公式アカウント(@tenkijp)の直近 24 時間で「狭く始める」を試しました。
→ search_x {"fromUsers": ["tenkijp"], "query": "京都",
"since": "2026-10-24T10:40:00Z", "limit": 5}
← 0 件 · 1 クレジット · nextCursor null
→ search_x {"fromUsers": ["tenkijp"], "query": "台風",
"since": "2026-10-24T10:40:00Z", "limit": 5}
← 5 件 · 6 クレジット · 台風 30 号の予報など、続きあり
→ get_x_user {"user": "zq9x7k2w4v1n3m"}
← 404 not_found · 0 クレジット
「京都」は 0 件でも 1 クレジットかかりました。
同じ時間帯のポストにあった「東京都心」には、部分一致していません。
「台風」に変えると 5 件で 6 クレジットでした。存在しないユーザー名のような失敗した呼び出しは、0 クレジットです。
API なしで済む X の作業
次のツールはブラウザで動き、API も登録もいりません。
- Tweet ID to date(英語):ポストのリンクから投稿時刻を出します。
- X advanced search builder(英語):x.com、X API、Weir 向けの検索式を作ります。
- Twitter archive viewer(英語):自分のアーカイブを検索し、CSV に保存します。
- X API cost calculator(英語):従量課金の月額を計算します。
Weir が向かないケース
- 無料で大量に 1 回だけ取りたい:TwitterAPI.io の試用なら、失効までに約 6,600 ツイート読めます。
- 投稿したい:Weir は読み取り専用です。X の API と TwitterAPI.io は書き込みもできます。
- X 自身の規約や契約が必要:それが得られるのは X の API だけです。
- 無料枠を超えたあとの単価を重視する:TwitterAPI.io は 1,000 ツイート $0.15 で、Weir の $5 パックの単価より安いです。
Weir は X の公認ではないため、提供内容は変わることがあります。X の規約はご自身で確認してください。本記事は法的助言ではありません。
よくある質問
Twitter API は無料で使えますか?
いいえ。2026 年 10 月時点で X API に無料枠はなく、無料で使えるのは公共サービス系のアプリだけです。新規アカウントは、支払い後に最大 $70 の特典を 1 回受け取れます。Weir と TwitterAPI.io には無料分があります。
X API の無料クレジットやバウチャーはもらえますか?
新しい従量課金アカウントなら、初回購入で $20、初回の自動チャージと同額で最大 $50 です。どちらも 3 か月で失効します。$10 のバウチャーは、2 月の移行時に旧 Free を使っていた人向けでした。
Weir の 5,000 クレジットは毎月ですか、1 回だけですか?
毎月です。その月の最初の呼び出しで付与され、月末に失効し、繰り越しはありません。毎月 1 日の UTC 0 時、日本時間の午前 9 時にリセットされます。カード登録は不要です。
無料クレジットを使い切るとどうなりますか?
翌月 1 日のリセットまで、呼び出しは 402 を返します。再試行しても直りません。$5 のパックなら 25,000 クレジットが加わり、有効期限はありません。
参考資料
すべて 2026 年 10 月 25 日に確認しました。
- X API pricing(英語):https://docs.x.com/x-api/getting-started/pricing
- X API free credits, updated 13 Oct 2026(英語):https://docs.x.com/x-api/getting-started/free-credits
- @XDevelopers on Free access and the $10 voucher, 6 Feb 2026(英語):https://x.com/XDevelopers/status/2019881225587167406
- @XDevelopers, $70 in free credits, 2 Oct 2026(英語):https://x.com/XDevelopers/status/2106168175838802186
- TwitterAPI.io pricing(英語):https://twitterapi.io/pricing
- TwitterAPI.io rate limits(英語):https://twitterapi.io/qps-limits
- TwitterAPI.io create tweet(英語):https://docs.twitterapi.io/api-reference/endpoint/create_tweet_v2
- twscrape README(英語):https://github.com/vladkens/twscrape
- Weir billing(英語):https://docs.weirapp.io/billing
- Weir errors and rate limits(英語):https://docs.weirapp.io/errors
- Weir での実行(10 月 25 日):使用量チェック、ポスト取得 2 回、検索 3 回、失敗した取得 1 回、計 15 クレジット