X 検索コマンド一覧 2026:高度な検索と期間指定を実測
from:、since:、min_faves: など X(旧 Twitter)の検索コマンドを 2026 年 10 月に実測。日本時間での期間指定、高度な検索が使えない原因、API での書き方まで。
Tarun Khatri
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X(旧 Twitter)の検索コマンドは、from: や min_faves: のように検索窓へ打ち込む短い命令で、高度な検索の画面より細かく絞り込めます。
手で検索する人と、API で取得したい開発者に向けた一覧です。2026 年 10 月の実測と、公式 X API や私たちが運営する Weir での書き方をまとめました。
X の検索窓に、そのまま貼り付けてみてください。
from:JAXA_jp min_faves:1000 -filter:replies since:2026-08-01
JAXA 公式アカウントの 8 月 1 日以降のポスト(ツイート)から、いいね 1,000 以上で返信でないものを探します。10 月 25 日に試すと、MMX 打ち上げの動画(いいね 3,058)が最初に出ました。
- 語句を指定フレーズ、OR、除外、lang:。
- アカウントを指定from:、to:、@、list:。
- 期間を指定since:、until:、since_time:。
- 反応の数で絞るmin_faves:、min_retweets:。
- 種類で絞る返信、引用、メディア、リンク。
- API で実行POST /v1/x/search の query に入れる。
X の高度な検索はどこ?使えないときの確認点
高度な検索のフォームは Web 版の X.com にあります。X のヘルプセンターによると、X.com にログインしていれば使えます。
- X.com の検索窓に語句を入れて検索します。
- 結果ページ右上の[検索フィルター]の下にある[高度な検索]をクリックします。
- 項目を埋めて[検索]をクリックします。
Igor Brigadir のまとめによると、コマンドは Web 版でもモバイル版でも動きます。フォームがない画面では、検索窓に直接打ち込みます。無料の X 高度な検索ビルダー(英語)でも組み立てられます。
結果が出ないときは、次を確かめます。
- ログイン:ヘルプセンターは、高度な検索をログイン中の機能としています。
- 全角の記号:全角のコロンで書いた
from:JAXA_jpは 0 件でした。 - 小文字の or:小文字の
orは普通の単語として検索されます。 - 期間だけの検索:
since:には語句かほかのコマンドが要ります。 - セーフサーチ:有効だと、センシティブな可能性のあるポストは自動で外れます。
- コマンドの数:1 回の検索で使えるのは 22 個前後までです。
ステップ 1:語句とフレーズを指定する
未確認と書いたもの以外は、2026 年 10 月に試して結果が返ったコマンドです。
- スペース(AND):
Python 機械学習は両方を含むポストです。順番は問いません。 "...":"Claude Code"は語順どおりのフレーズです。OR:(Rust OR Go)はどちらかを含むポストです。-:-東京都のように、語やフレーズ、コマンドを除外します。#:#PyConJPはハッシュタグです。url::url:zenn.devはドメインへのリンクです。ハイフンは_に置き換えます。lang::lang:jaは X が日本語と判定したポストです。$(未確認):$NVDA min_faves:100は 0 件でした。
lang: は X の推定です。短いポストは qme、und、zxx(文字なし)になることがあります。
日本語で検索すると、思わぬポストが出るのはなぜ?
キーワードは本文だけでなく、表示名やユーザー名にも一致するからです。Brigadir のまとめにある仕様です。
10 月 25 日に 京都 from:tokyo_bousai で試すと、東京都防災の気象情報が返りました。本文に「京都」はなく、表示名の「東京都 防災」に一致したとみられます。
- 引用符:
"京都" from:tokyo_bousaiでも、同じポストが返りました。 - 除外語:
京都 -東京都 from:tokyo_bousaiにすると、0 件になりました。
ステップ 2:アカウントで絞る(from: の使い方)
from::from:JAXA_jpは JAXA のポストです。@ は付けません。to::to:JAXA_jpは JAXA への返信です。@:@zenn_devは Zenn に言及したポストです。list::list:1585430245762441216は公開リストのメンバーのポストです。filter:verified、filter:blue_verified:認証済みだけが返りましたが、多くの検索は元からそうなので違いは見えませんでした。
from: は今、リポストも返します。10 月 22 日に from:OpenAIDevs だけで検索するとリポストが 3 件混ざり、-filter:nativeretweets を足すと元のポストだけになりました。
ステップ 3:期間を指定して過去のツイートを検索する(since: と until:)
期間は since: と until: に日付で書きます。10 月 25 日に Weir 経由で試すと、日付は日本時間で区切られ、until: はその日も含みました。
since:2026-10-22:22 日 0 時以降です。前日 23 時 51 分のポストは入らず、0 時 51 分のポストは入りました。until:2026-10-21:21 日の終わりまでです。since:2026-10-21 until:2026-10-21で、その日の分が返りました。since_time:とuntil_time::Unix 秒で時刻まで区切れます。21 日 16 時から 17 時を指定すると、16 時 25 分の 1 件だけが返りました。- 時刻付きの
since::since:2026-10-21_07:00:00_UTCのような時刻付きの範囲は 0 件でした。 within_time:30d:直近 N 日です。時間ならh、分ならmです。since_id:とmax_id::ある ID より新しいポストと、その ID 以前のポストです。
日本時間の Unix 秒は Python で出せます。
from datetime import datetime, timedelta, timezone
JST = timezone(timedelta(hours=9))
print(int(datetime(2026, 10, 1, tzinfo=JST).timestamp())) # 1790780400
過去のポストもさかのぼれます。ヘルプセンターによると、高度な検索では最初のポスト以降のどの日付も指定できます。
ステップ 4:いいね・リポスト・返信の数で絞る
min_faves:1000:いいね 1,000 以上。min_retweets:100:リポスト 100 以上。min_replies:1:返信 1 件以上。-min_faves:1000:いいね 1,000 未満。
from: と組み合わせれば、反応の多いポストを探せます。
ステップ 5:返信・引用・スレッド・メディアで絞る
filter:replies:返信だけです。-filter:repliesなら返信を除きます。conversation_id::ポスト ID を入れると、スレッド全体を探します。filter:self_threads:本人が自分に返信したスレッドです。filter:quote:引用ポストです。quoted_tweet_id:は特定のポストへの引用です。quoted_user_id::あるアカウントのポストへの引用で、数字の ID を使います。-filter:nativeretweets:リポストを除きます。filter:nativeretweetsはリポストだけです。filter:media:画像か動画です。filter:images、filter:videos、X に上げた動画のfilter:native_videoで絞れます。filter:links:リンク付きで、メディアも含みます。
位置情報は未確認です。near:London within:10km と geocode: は 0 件でした。
X API v2 は検索コマンドの書き方が違う
X 自身の API は一部のコマンドを受け付けません。演算子のドキュメントには、min_faves: と min_retweets: は 400 エラーで拒否されるとあります。期間は start_time と end_time で指定します。
| X の検索窓 | X API v2 |
|---|---|
min_faves:N |
min_likes:N |
min_retweets:N |
min_reposts:N |
filter:replies |
is:reply |
filter:quote |
is:quote |
filter:nativeretweets |
is:retweet |
filter:media |
has:media |
filter:links |
has:links |
quoted_tweet_id: |
quotes_of_tweet_id: |
from:、to:、@、#、url:、list:、conversation_id:、lang: は共通です。
v2 の is:、has:、lang: は、単独で使えるコマンドと組み合わせます。読み取りは 2026 年 10 月時点で 1 ポスト $0.005 で、詳しくは X API の料金 にまとめました。
ステップ 6:検索コマンドを API で実行する
Weir の POST /v1/x/search は検索窓と同じ書き方です。query にコマンドを書くか、項目を使えば Weir が検証して変換します。
| Weir の項目 | 変換後 |
|---|---|
fromUsers |
(from:a OR from:b) |
mentions |
(@a OR @b) |
language |
lang:ja |
minLikes |
min_faves:N |
onlyOriginal |
-filter:replies |
onlyLinks |
filter:links |
since / until |
正確な since_id: / max_id: |
untilId |
1 小さい max_id: |
query や fromUsers など、検索条件のどれか 1 つは必須です。全項目は searchX リファレンス(英語)にあります。
curl --request POST \
--url https://api.weirapp.io/v1/x/search \
--header "Authorization: Bearer $WEIR_API_KEY" \
--header 'Content-Type: application/json' \
--data '{"fromUsers":["JAXA_jp"],"query":"filter:videos","minLikes":1000,"language":"ja","since":"2026-08-01T00:00:00Z","limit":20}'
10 月 25 日に limit: 2 で送ると、2 件で 3 クレジットでした。1 件目の抜粋です。
{
"id": "2113178965523505222",
"text": "10月20日、種子島宇宙センターより、H3ロケット10号機による火星衛星探査機(MMX)の打上げを行いました。…",
"createdAt": "2026-10-22T08:01:41.000Z",
"author": { "username": "JAXA_jp" },
"likeCount": 3058,
"media": [{ "type": "video" }]
}
since と until は ID の範囲に変わるので、ミリ秒まで正確です。日本時間 10 月 22 日 0 時は 2026-10-22T00:00:00+09:00 とそのまま書けます。Z 付きの UTC なら 2026-10-21T15:00:00Z です。
続きは、保存した最新の ID を sinceId に渡して取ります。ページ送りは Python でツイートを取得する方法 で説明しています。
Weir が向かないケース
- X の規約や書き込み:X 自身の規約が必要なときや投稿したいときは、公式 API です。
- 手で検索するだけ:X の検索窓は無料で、この記事のコマンドはすべて使えます。
- ポスト数の集計やトレンド:これらは X API の機能です。
- コマンドの動作保証:Weir はコマンドを X に渡すので、X の変更はそのまま届きます。
よくある質問
X の検索コマンドは 2026 年も使えますか?
使えます。2026 年 10 月のテストでは、ほとんどのコマンドで結果が返りました。例外は $NVDA のような株価記号と、位置情報の near:、within:、geocode: です。
期間を指定してツイートを検索するには?
since: と until: を語句やアカウントと一緒に書きます。たとえば from:JAXA_jp since:2026-10-01 until:2026-10-31 です。10 月 25 日のテストでは日付は日本時間で区切られ、until: は指定日も含みました。
高度な検索がスマホで見つからないときは?
ヘルプセンターの手順は X.com 向けです。フォームがなければ、検索窓にコマンドを直接打ち込みます。
X API で min_faves: が 400 エラーになるのはなぜ?
X API v2 は書き方が違うからです。代わりに min_likes: と min_reposts: を使います。X の検索窓と Weir は min_faves: を受け付けます。
参考資料
英語の資料は 2026 年 10 月 25 日に確認しました。
- X ヘルプセンター「高度な検索の使い方」(Wayback の 2025 年 8 月 14 日版):https://help.x.com/ja/using-x/x-advanced-search
- X Help Center, How to use advanced search(英語、Wayback の 2026 年 9 月 18 日版):https://help.x.com/en/using-x/x-advanced-search
- X ヘルプセンター「X 検索のヘルプ」(Wayback の 2026 年 10 月 2 日版):https://help.x.com/ja/using-x/x-search-not-working
- Igor Brigadir, twitter-advanced-search(英語):https://github.com/igorbrigadir/twitter-advanced-search
- X API search operators(英語):https://docs.x.com/x-api/posts/search/integrate/operators
- X API recent search(英語):https://docs.x.com/x-api/posts/search-recent-posts
- X API pay-per-usage pricing(英語):https://docs.x.com/x-api/getting-started/pricing
- Weir searchX reference(英語):https://docs.weirapp.io/reference/x/searchX
- Weir 検索 API での実測:2026 年 10 月 19 日、22 日、25 日